日野市から始まる安全なまちづくり・交通事故ゼロをめざして

春は、進級・進学の季節。

4月には、日野市内の各学校で『春の交通安全運動』が行われます。

目次

1:交通事故ゼロへの思い

交通事故は、たった一度でも大切な命や未来を奪ってしまう重大な問題です。
日野市でも、通学途中の子どもたちや高齢者が被害にあう事故が後を絶たず、地域全体で交通安全への取り組みが求められています。

「一件の事故もあってはならない」という強い思いを共有し、市民一人ひとりが安全意識を高めることが、安心して暮らせるまちづくりへの第一歩です。

2:見えてきた課題と取り組み

2-1:自転車事故の増加への対応

近年、日野市内でも、自転車同士や自転車と歩行者との接触事故が懸念されています。

特に、小・中学生や高齢者など、自転車を利用する機会が多い世代では、安全対策のさらなる充実が求められています。

市では、自転車通行帯の整備やヘルメット着用の呼びかけを進め、安全講習会を各地で開催しています。
また、学校や地域での交通安全教室を通じて、ルールとマナーの普及に力を入れています。

2-2:夜間事故を防ぐために

夜間帯は視界が悪くなるため、歩行者や自転車の存在に気づきにくくなります。
これを受け、日野市ではLED防犯灯の設置や、横断歩道付近の照明強化など、夜間でも安全に通行できる環境整備を進めています。

市民の皆さんにも、反射材の着用や、暗い服装を避けるなど、自衛の工夫を呼びかけています。

3:行政と市民が一緒に作る交通安全

この写真は2024年度のものです

交通事故をゼロに近づけるためには、行政の取り組みだけでは十分とは言えません。
道路整備や安全教育などのハード・ソフト両面の施策に加え、市民一人ひとりの意識と行動の変化が不可欠です。

たとえば、横断歩道で必ず止まる「止まろう運動」や、通学時間帯の見守り活動など、地域ぐるみの取り組みが広がっています。
こうした積み重ねが、事故を防ぎ、思いやりのある交通社会を作り上げていきます。


4:未来のために、今できること

交通安全への意識を高めることは、次の世代に「安心して暮らせる日野市」を手渡すための大切な一歩です。
小さなことでも、行動に移すことで大きな変化につながります。

今日からできることとして──

  • 道路では必ず左右確認をする
  • スマホを見ながらの歩行・自転車運転をやめる
  • 運転中は「かもしれない運転」を心がける

こうした心がけを、地域全体で共有していきましょう。

日野市は、交通事故ゼロをめざして、これからも市民と共に歩み続けます。

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