飯舘村の復興と歩み「いいたて雪っ娘かぼちゃプロジェクト」

『3.11わすれてないよふくしま 震災イベント』に参加しました。

いいたて雪っ娘かぼちゃ、を通して「かーちゃんの力プロジェクト」、協議会を立ち上げ、未来に向けて夢をあきらめない、未来に向けて!、、渡邊とみ子さんの逞しさ力強さ、復興のための熱い思いを応援します!

目次

いいたて雪っ娘かぼちゃプロジェクト協議会

「いいたて雪っ娘かぼちゃプロジェクト協議会」は、平成17年に飯舘村の有志が設立した「いいたて雪っ娘研究会」を母体としています。

地域農業の振興を目指し、かぼちゃの生産と販売を進めてきましたが、2011年の東日本大震災で全村避難を余儀なくされ、一時活動を休止。しかし、避難先の福島市で栽培を再開し、その後、飯舘村でも生産を復活させました。

今後も技術向上と販路拡大を図り、農業再生と地域の活性化に貢献していきます。

縁熟かぼちゃ「いいたて雪っ娘かぼちゃ」とは?

「いいたて雪っ娘かぼちゃ」は、飯舘村の豊かな自然環境のもとで育まれた特別なかぼちゃです。

「縁熟(えんじゅく)」という独自の熟成方法を採用し、収穫後に一定期間貯蔵することで甘みを引き出します。しっとりとした食感と濃厚な甘さが特徴であり、スイーツや料理の素材としても注目されています。

また、栽培には厳しい基準が設けられており、土壌の管理や放射線検査を徹底することで、安全で安心な農産物の提供を実現しています。

多くの人々の支えと「までい」の精神で、大切に育まれ続けています。

いいたて雪っ娘かぼちゃを使った取り組み

プロジェクトでは、いいたて雪っ娘かぼちゃを活用した商品開発や地域イベントを積極的に展開しています。

いいたて雪っ娘の加工品

「雪っ娘かぼちゃプリン」「かぼちゃパイ」などのスイーツをはじめ、かぼちゃを使用した加工品が多数開発されています。

これらの商品は、地元の直売所やオンラインショップで販売され、全国から注目を集めています。

「いいたて雪っ娘祭り」

現在は、福島県内はもちろん、北は北海道から南は九州までたくさんの生産者が雪っ娘かぼちゃの栽培をしています。

いいたて雪っ娘祭りでは、全国の生産者が一度に集まり、自慢の雪っ娘かぼちゃの品評会やアイディア料理コンテストが行われます。

雪っ娘かぼちゃはもちろん、様々な加工品の即売会も行われています。

種の販売

いいたて雪っ娘かぼちゃは、栽培用の種の販売も行っています。

ご希望の方には、いいたて雪っ娘の栽培方法をまとめた「栽培ごよみ」も配布しているので、どなたでも栽培にチャレンジすることができます。

飯舘村の未来と「いいたて雪っ娘かぼちゃ」

いいたて雪っ娘かぼちゃプロジェクトは、単なる農業振興にとどまらず、飯舘村の未来を支える重要な柱となっています。

農業の再生とともに、雇用の創出や地域コミュニティの活性化を促進し、持続可能な村づくりを目指しています。

今後は、さらなるブランド化の推進や海外市場への展開など、新たな挑戦が期待されています。

飯舘村の誇る「いいたて雪っ娘かぼちゃ」は、復興の象徴として、これからも多くの人々に愛され続けるでしょう。

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